更年期のホットフラッシュを抑える対策・対処法

「急に顔がカァーとほてり熱い!」(47歳)

「出先でホットフラッシュが始まると上半身に汗をびっしょりかいて大変!」(49歳)

「夜、寝汗をかいてたびたび目を覚まして辛い!」(51歳)

「とりあえずホットフラッシュを抑えたい」(53歳)
更年期でこういった悩みを抱えてはいませんか?
ホットフラッシュは、更年期障害で特に現れやすい症状の1つです。
いつ起こるかわからないホットフラッシュに怯え生活するのは非常に辛いものです。
けれども、諦める必要はありません。近年の研究では更年期障害の辛いホットフラッシュの症状をやわらげる効果的な成分や対策というものもわかってきています。
このページでは下記のような方それぞれに向いているホットフラッシュを抑える対策をご紹介します。

是非このサイトを参考にしていただき、自分にあった対策を見つけてください。
そして健やかで過ごしやすい毎日を手に入れてください。
1.まずホットフラッシュの原因をざっくり知る
2.【対処法1】自宅でホットフラッシュに効く成分を摂る
3.【対処法2】病院でホルモン補充療法(HRT)を受ける
4.【対処法3】突然起きたホットフラッシュの対処
5.【対処法4】ホットフラッシュに効くツボ
6.【対処法5】ホットフラッシュに効く漢方薬
7.ホットフラッシュはいつまで続く?
8.更年期に明るく健やかな毎日を手に入れるためには
ホットフラッシュの原因をざっくり知る

ホットフラッシュの主な原因は、閉経前の女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
閉経前、急激に女性ホルモンが減ることで脳は混乱し体のあちこちに影響しますが、その1つに自律神経があります。
自律神経は、呼吸・代謝・体温調節・消化などカラダ全般に影響し、もっとも根本的な生命活動を無意識的にコントロールしている司令塔です。
そこが正常に活動できなくなり、コントロールの不具合を起こすことで更年期のほてりや発汗、頭痛、疲労、イライラなどの不定愁訴が起こるのです。
更年期の間ホットフラッシュの症状が出るのは仕方がないと諦めることはありません。
【対処法1】自宅でホットフラッシュに効く成分を摂る

ホットフラッシュの根本的な対策は、足りなくなった女性ホルモンをいかに補うかということが重要になります。
最近では「NHKスペシャル」や「世界一受けたい授業」「主治医が見つかる診療所」「たけしのみんなの家庭の医学」などの様々な健康情報系のTV番組でも、こぞって取り上げられています。
なぜエクオールがそれだけ注目されているのかというと、それだけすごい効果があるからです。

エクオールのすごい効果とは?
エクオールは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするために女性のカラダにとって様々な良い効果を発揮します。まず、ホルモンバランスの乱れからくる様々な不調やホットフラッシュなど更年期障害の辛い症状を抑える効果があります。
さらに、エクオールは抗酸化力も兼ね備えているので、老化防止、肌のシミやくすみの改善、動脈硬化防止、骨粗しょう症の予防にもなる超優秀な物質なんです。

ホットフラッシュに悩まされている人は女性ホルモンと似た働きをするエクオールを摂取することで症状の改善が期待できます。
臨床試験では1日に10mgのエクオールを摂取した場合、ホットフラッシュや気の沈み・イライラ、不定愁訴など更年期の女性のゆらぎをやわらげることが確認されています。
(※日本女性医学学会は、更年期障害から医学的諸問題まで女性の一生を通じ研究する医療従事者団体)
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2018年4月10日更新エクオール+ラクトビオン酸 | キレイ・デ・エクオール | クオリア | |
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摂取量 | 1日3錠 | 1日2錠 | 1日3錠 | 価格 | 5,184円 | 初回3,980円 | 初回4,580円 |
評価 | ★★★★ |
★★★★ | ★★★ |
口コミ | ★★★★ |
★★★ | ★★ |
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【対処法2】病院でホルモン補充療法(HRT)を受ける

更年期障害の症状を軽減する方法として、ホルモン補充療法(HRT=ホルモン・リプレイスメント・セラピーの略)という選択肢もあります。
ホルモン補充療法は、閉経前の女性ホルモン量の急激な減少でカラダへ不調が生じた人に女性ホルモン(エストロゲン)を与えて症状を緩和させる治療方法です。
そして、検査結果からホットフラッシュなどの症状が更年期障害が原因によるものかどうかが判明します。
検査結果で更年期障害ということが判明するとホルモン補充療法で治療をすることになります。治療の期間は人それぞれですが、1年〜3年という方が多いようです。
薬の種類は、飲み薬、貼り薬、塗り薬、子宮内に装着する薬などの4種があり、塗り薬は基本「エストロゲン」を補充するもののみです。
ホルモン補充療法のメリットとしては、ホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)、めまいの改善、イライラや倦怠感などの緩和、抑うつ、皮膚萎縮予防、泌尿生殖機能の改善があります。
また、骨粗しょう症や動脈硬化の防止になります。
デメリットとしては、ホルモン補充療法は人によって合う合わないが出やすいことです。
中には副作用が強く出ることもあります。(吐き気、不正出血、乳房のハリや痛み、おりもの、下腹部のハリなど)
また、不正性器出血、血栓症、乳房痛、子宮筋腫、子宮内膜症、発ガン、脳卒中、偏頭痛、肝機能障害などが起こるのリスクもあります。
1つの例としては、ホルモン補充療法(HRT)をしていない人を1とすると、ホルモン補充療法を10年続けた人は1.35倍乳がんにかかりやすくなるという報告もあります。
ホルモン補充療法は、辛い更年期障害の症状緩和というメリットもありますが、デメリットもありますので医師としっかり相談してから決めましょう。
ホルモン補充療法を受けたい方は、まずは婦人科で相談してみましょう。
【対処法3】突然起きたホットフラッシュへの応急処置
まずは、根本的な原因へ対しての対策ではありませんが、突然起きたホットフラッシュをとりあえずどうにかしたいという場合の対処法です。それは、いつもタオルに保冷剤を巻いたものやウェットティッシュなどを持ち歩くようにすること。
カッ来たら首筋や脇の下を冷やし、ほてりを落ち着かせるようにします。
また、小まめな体温調節ができるよう暑くなったらすぐに脱げるような服を意識して選んだり、塗るだけで汗を抑える制汗クリームや汗ワキパットの使用をするなどもよいでしょう。
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【対処法4】ホットフラッシュや倦怠感に効くツボ
ホットフラッシュやイライラ、倦怠感の症状など更年期の症状を抑えるのに効果的なツボがありますので、意識的に押すようにしましょう。まずは、手の甲にある合谷(ごうこく)という場所です。反対側の手の親指でグリグリと強めに押しましょう。汗を抑えるのに効果的です。

頭にあるのは百会(ひゃくえ)というツボです。親指でグッと10秒を3セット押しましょう。自律神経を安定させリラックス効果があります。

丹田(たんでん)は、生命力の源ともいわれている重要なツボです。指4本分下にあります。ここを温めることで全身の血の巡りが良くなり、のぼせやほてりも緩和されます。

足の内側のくるぶしの上、指4本分上あたりにあるのが三陰交(さんいんこう)です。親指で強めにゆっくり息を吐きながら静かに押して、息を吸いながら離します。冷えやほてり、倦怠感などに効果があります。

ひざのお皿の内側から、指3本分上にあるツボが、血海(けっかい)です。ひざをつかむように揉みましょう。女性系の病気全般に効果のあります。月経痛、更年期障害をはじめ、冷えやのぼせなどに効果があります。

つぼ周辺に怪我や火傷などの異常がある場合や飲食後30分以内・サウナに入った後、発熱時、飲酒時はツボ押しをしてはいけません。
【対処法5】ホットフラッシュの症状に効く漢方薬とは
老化によるホルモン量が減少するのは人間の体の自然の現象です。漢方療法は、ホルモンの量を無理に増やそうとするのではなく、辛い症状の原因を抑えることが目的です。
即効性というよりも長期的に徐々に体全体の調子を整えるのといった考え方が基礎にあります。
また、ホルモン補充療法(HRT)を行い効果がなかった人でも有効です。
漢方は、決して神秘的で怪しいものではありません。そのメカニズムは西洋医学の視点で見ても納得のいく説明がなされるようになっています。

ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)の症状「特に手足やお腹が冷えているのに、顔がほてって熱い。のぼせて汗が出る。」
そんな方に効果的な漢方薬は次の3つです。
1・加味逍遙散(かみしょうようさん)・・・〈効能〉ほてり、のぼせ、イライラ、肩こり、不眠など
2・桂枝茯苓丸(けいしふくりょうがん)・・・〈効能〉多汗、肩こりなど
3・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・・・〈効能〉月経、女性特有のさまざまな症状
更年期の様々な症状に効く栄養素とは?の記事はこちら
ホットフラッシュはいつまで続く?

ホットフラッシュの症状はいつまで続くのかというと、こればかりは人それぞれです。
参考目安としては自身の初潮が始まってから生理が安定して毎月来るようにまでの期間と同じくらいと思ってよいでしょう。
つまり、2、3年で安定したら2、3年。もっとかかったような人はそれと同じくらいかかることもあります。
更年期障害が起こる仕組みとは
更年期に明るく健やかな毎日を手に入れるためには

辛い更年期の症状を我慢する行為はあなた自身の苦痛だけでなく、不本意ですが時には周囲へも迷惑を及ぼすこともあります。
早い段階での対処を考えるようにしましょう。
更年期の対策を何もできずに行動を躊躇している方は、更年期の症状が改善され以前のように明るい健やかな毎日を送っている自分を想像してみてください。
きっと初めの一歩を踏み出せるはずです。
長きにわたる更年期ですが、年齢的にこの時期は、人生の実りの時期でもあります。
更年期障害に悩んで暗くなっているばかりでは惜しいですし、もったいないです。
結局、精一杯人生を楽しみ謳歌するかしないかを決めるのは、あなた自身しかいないのです。
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